ポジティブ日記

お金のこと、発達障害の子供を持つ親の思いを綴ってます。

子供が発達障害のグレーゾーンだと思っている方へ

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こんばんわ、凡子です。

皆さんは発達障害という言葉をご存知ですか?

発達障害とは生まれつき脳機能の発達の偏りによる障害です。

でもこの言葉が知られるようになったのは最近なんじゃないかなって思います。

昭和世代の私の子供の頃は全くそんな言葉はありませんし

特別学級の生徒も数が少なく、発達障害の人間を見ることは

殆どありませんでした。

だからこそ大人の発達障害の方たちが大勢いて苦しんでいる

方たちがいるんだと思います。

昔は法の整備もなく、怠け者だとか、無能な人間だとか

一般人から差別発言をもらい苦しんで

引きこもる方は多かったんじゃないかと推測します。

でも、今の時代は様々な制度が充実しているので

その制度を活用して、発達障害だからといって夢をあきらめず

前に進んでいただきたいと思います。

ちなみに、私も病院で診断はしてませんが発達障害だと思っています。

子供のころから他人の気持ちがわからずに勝手な行動をしたり

人が話しているのにその話を妨げて自分の意見を言ったり

こだわりがあったり、それでいじめにもあいましたが

凄く苦労しました。

けれどもういい大人ですし、発達障害だとしても

どうすればこの障害を楽にすることができるのか

対策方法を学びながら、自分が毎日楽しく暮らせるよう

努力しようと私は思います。

本来なら、親がもっと早く気が付いて対処してくれていれば

ここまで傷つかなくてもよかったんですが

皆さんもご存知のように内は毒親ですから

自分たちのことしか見ておりません。

なので自分のことは自分で幸せにしないとならないので

辛いですが仕方がありません。

ただ、今自分のお子さんがいて、発達障害なんじゃないか?

そう思っている方、気になっている方、

早めに病院、施設に相談することをお勧めします。

内の子供の場合ですが、保育園も小学校も中学校からも

一度も子供について呼び出しをもらったことがありません。

発達障害なんじゃないかって言われたことが健診でも

言われたことがないんです。

成績が低すぎることはあっても、集団生活では一般の子供たちと

普通に生活ができていました。

ただ、無口で大人しい生徒。

それが教師からの印象だったと思います。

でも小さいころから薄々発達障害じゃないかと気が付いてました。

昔からこだわりがあるし、言葉を話すのも遅かった。

想像力が乏しく、人と話すのが苦手。

自閉症スペクトラム障害に近いと思ってました。

でも親の自分からすれば、子供を障害児と決めつけたくなかった!

一般の子供たちと何ら変わりはない

子供自身も不登校にならず毎日学校に行き、勉強が嫌いだけれど

学校で友人と会って楽しく学校生活を謳歌していました。

人と話せなくても少ない友人がいるのならこのままでも

大丈夫だと私は思ってました。

発達障害は経験して学習すれば一般の子供たちと同じように

社会に出れるとそう信じていたから。

内の子供は大丈夫!

高校生になったら新しい環境に投じれば集団生活も何とかなるだろう。

そう私は安易に考えてました。

高校生になって新しい友人が作れなくても本人は一人の方が

気が楽だと学校に行っているのでそれでいいかと思ってました。

ところが三者面談を通じて愕然としました。

学校の先生と全くお話ができない。

学校に行くと家での表情とは全く違う能面みたいな顔。

これは場面緘黙だな。

実は小学生の高学年の頃の学校の先生のプレッシャーで

人前で言葉が出なくなったことを娘から聞かされてました。

それでも環境さえ変わればなんとかなるかと思ってましたが

自分が楽になるようなるよう防衛ばかりしている娘に

これは深刻だと今更ながら感じました。

でも微妙なラインなんですよ。

高校は通信制に行っているけれど単位は取れているし

成績も悪くない。

ただ人と話せないだけ。

娘は特に学校生活に不満もなく困ってもいない。

これが一番グレーゾーンの難しさなんです。

発達障害で本人がどれだけ生活に支障があるか?

これが一番医師がこだわるところなんです。

本人が

支障があると思っていなければ診断も付きにくいわけです。

発達障害は母親一人で解決できる問題じゃないなと思った私は

まず最初に発達障害者支援センターに電話をしました。

でもここって意味ないように感じました。

ここに相談してくださいって仲介するだけで

たらい回しにされた気分になりました。

私が感じただけなので申し訳ありません。

グレーだからこそどこに行けばいいのか難しかったです。

それと一番大きいのは高校生だから。

発達障害というのは小さいお子さんの時に診断がつくので

高校生ともなるとスムーズに診てもらえるところが限られてしまう。

だからこそ、早めに診てもらう必要があるんです。

色々電話をして市の子供支援の機関に通わせて

子供が他人と話せるよう訓練中です。

その機関では精神科のドクターにも診てもらえるようなので

発達障害か診てもらいましたが違うだろうと言われました。

二度しか診てもらえずグレーゾンは微妙だなって思いました。

ドクター次第ですものね。

これも私の判断が遅かったせいなんです。

まあ~場面緘黙さえなければもう少し高校生らしい生活が

青春が謳歌できたんでしょうが、他人と話すのに緊張して

何を話せばいいのかよく分からなくなるようです。

同年代でさえ話せないんだもの。

人となれるところからはじめて、せめて挨拶位できるように

なってほしいとは思います。

自分の子供が発達障害だと認めるのに凄く時間がかかりました。

そのせいで訓練に時間がかかることは間違いないと思います。

せめて中学生のころから訓練していれば挨拶位できる子になったでしょう。

プレッシャー事件がないころまでは先生にも意見が言え、

大人しいけれど小さい子供の面倒も見れてました。

だからこそ大丈夫かなって思っちゃったのが駄目ですね><

でも自分の子供のことで発達障害というものがどういうものなのか

勉強をして周囲で挨拶できない人は、もしかしたら

内の子供の様に何か障害があって話したくても話せない人が

いるんじゃないかと気が付くようになりました。

その人の性格や人柄で挨拶をわざとしないんじゃなく

出来ない人っているんですね。

今思うと、同じような人と職場で働いたことあるなって思い出しました。

普通に話したいのに話せないもどかしさ。

そのおかげで自分の能力を低く見すぎて自己肯定感が低すぎて

精神が病んでしまう二次被害を起こすお子さんがいるかもしれません。

子供を守るのは親です。

親のエゴで守れるものを守らないのもお互い辛くなります。

グレーゾーンは見分けがつきにくいからホント難しい。

グレーじゃなくても十分生きずらい世の中。

辛いかもしれませんが皆さんが幸せになれるよう

お祈りいたします。

長々と書きましたが読んでいただきありがとうございました。