ポジティブ日記

お金のこと、発達障害の子供を持つ親の思いを綴ってます。

放課後デイとは?

f:id:fheibon:20191030120653p:plain

 

みなさんこんばんわ、凡子です。

前回は放課後デイの選び方を紹介しました。

今回は内の子供が通っている放課後デイの過ごし方を紹介します。

放課後デイを利用するためにはどうすればいいのか

その流れを順に書いていきます。

 

目次

 

①放課後デイの面談に行く

子供の状況と手帳の習得有無や、親の要望を話しました。

この時に担当者が決まりました。

内の子供は男性が苦手なのですが雰囲気が柔らかいのか拒否がなく

安心しました。

この場で苦手なもの好きなもの、少しでも情報を提供してあげると

職員の方も話のとっかかりになるので色々話しました。

内の子供の場合はここはまだ就労準備型なので

「誰とでも緊張なく話す」が最終目標

「挨拶ができる」それができるように

話しかけてほしいとお願いしました。

 

②計画相談支援事業所を探す

計画相談というのは、子供一人ずつの生育状態、発達状態に

合わせて専門家が計画書を作る作業があります。

何故か放課後デイとは別の業者を探さないといけないので

探すのが大変です。

これも放課後デイを探すのと同じで数が多く市役所に行くと

数多くの中から選びなさいと言われるので困ります。

私は放課後デイの職員の方に探していただきました。

計画相談支援とは分かりやすく言うと

高齢者が福祉サービスを受けるときにケアマネージャーさんを通して

デイやショートや老人施設に入所など橋渡しをしてくれますよね。

それの子供バージョンです。

計画相談所を通さないとサービスを受けれません。

 

②市役所に利用申請に行く

市役所に放課後デイを利用することを福祉課に報告に行きます。

その時の持ち物が手帳、印鑑、マイナンバー(手帳はないならなしでいい)

放課後デイの名前と相談事業所の名前を伝える。

そこで受給者証の発行依頼をする。

 

③受給者証の発行

サービスを利用するために受給者証は必須です。

②で市役所に受給者証を発行してもらうよう頼んであるので

それを待ちます。約1か月くらいかかるようです。

発行されたら放課後デイに提出してください。

 

④利用料はいくらかかるか

世帯の所得によって利用額は変わってきます。

手帳の有無や級が重くても所得に準じます。

世帯所得の額は自治体で異なり仮に890万円以上の場合は

一日当たり1000円となります。

非課税の世帯(生活保護や低所得者)==無料

世帯所得年収890万円========4600円

世帯所得年収890万以上=======37200円

受給者証に定められた範囲内で多く通っても上限額を超えた場合には

自治体が負担してくれます。

世帯所得が890万以内の方は何度通っても4600円以上かかりません。

世帯所得が890万以上の方は何度通っても37200円以上かかりません。

 

⑤内の子供の通った時の経験談

親の立場からすれば、子供には働くというのはどういったことなのか

その基礎を習って欲しいと願うのですが、

子供は進路や将来を悩んでいません。

これが一番の課題です。

将来の展望がないので夢がないから受け身なんです。

何も見つからないしこのまま親の元で親のすねをかじる。

それが子供にとっては楽なんです。

でも、子供は20歳を過ぎ自立しないといけません。

なので最初は本人が行っても無難なパソコンから触っているようです。

入力するだけなので難しくなく、自己紹介を自分で考えて

それを打つ。

打ち終わったらおやつをいただき家に帰る。

その内容がプリントに書かれていてどういったことをしたのか

書いてあるので雰囲気が分かりました。

 

⑥時間によっては一人が多い。

内の子供は長い時間居たくないというので2時間くらいで終わります。

その時間は14時から16時までなので皆来るのが遅く

一人が多いです。まだ行き始めなので

少しずつ時間を増やしてほしいと思います。

 

⑦平日のカリキュラム

14~15時 自習時間

15~15時50分 学びの時間

16~16時50分 自習時間 

16時50分~17時 速度・タイピング

17時~17時40分 日替わりカリキュラム

17時40分~18時 おやつ・日報

18時~ 終礼 

18時10分から 下校

 

⑧長期休暇・休校日のカリキュラム

10時~10時10分 速度・タイピング

10時10分~10時50分 自習時間(PC学習)

11時~12時 自習時間(学校課題)

12時~13時 お昼休憩(昼食)

13時~13時50分 掃除・体育

14時~15時30分 日替わりカリキュラム

15時30分~16時 おやつ・日報

16時 終礼・下校

 

⑨学習内容例

ソーシャルスキル=自己認知・コミニケーション・社会的行動・自立に向けて

パソコン

OAワーク

企業見学

ボッチャ大会

料理作り

検定等

⑩まとめ

内の子の通う放課後デイは就労準備型です。

私はそんなところがあることを知りませんでした。

イメージは子供のコミニケーションが取れるように言葉の訓練や

宿題を見たり、遊びを通じて心を開いてもらう

部活の延長上のものだと思いました。

それがこうして高校生向けに進路や将来のことで悩んでいる人向けの

サービスがあるなんて、知らない人はぜひ知ってほしいです。

こういったサービスを受けるには手帳か医師の診断書が必要。

6歳から18歳までしか通えません。

時間制限があります。

親御さんでもしかしたらと思った方はグレーゾンだからこそ

見逃しているかもしれません。

こういったサービスがあるので働くことに特化した準備型が

私にとって、そして子供にとって必要分野だと考えます。

サービスを受けるのに時間がかかるのでまずは電話して

相談するか、市役所で詳しい話を聞くのが一番。

発達障害は高校卒業すると証明するのに凄く時間と手間がかかります。

早めに動くことが必須です。

親だから認めたくない!

その気持ちは私もわかります。

私も時間がかかりました。

まさか自分の子供がって!

でも親の受け止める時間が長ければ長いほど、教育を受けることで

早めに準備ができる可能性を閉ざしてしまうこともあります。

臨床心理士や専門家の方と話せる機会があった時、軽度でも一度は

医師に診せるたほうがいいと言われたので

高校1年で動きました。早ければ早いほうがいいんだようです。

それでも遅いくらい。

でも土台だけ作ってあげれば独り立ちできると私は信じています。

色々大変ですが親御さんがた、お互い子供のために頑張りたいですね!