皆さんこんばんわ、凡子です。
今回は強迫性神経症の話。
暗いし、一個人の意見なので暗い話は避けたい方はご遠慮下さい。
私はもう10年以上強迫性神経症で心療内科に通院中です。
この病気は誰でもなる病気です。
簡単に言うと皆さん戸締りやコンロの元栓など確認したことありませんか？
泥棒に入られないように、火事にならないように確認するのは
当たり前の話です。
普通は１回か多くて２回くらい確認したら安心して次の行動に移るんですが
強迫性神経症だと同じ確認を繰り返すことで
日常生活に支障をきたす病気です。
私は子供の頃に一度強迫性神経症になりました。
小学生の頃です。
病気だと自覚しなかったのですがあることで治りました。
治療方法は暴露療法です
小学生の頃の私は忘れ物が多かったんです。
宿題も先生の言っていることがよくわからなくてやりたくても
授業についていけず白紙でだしたり、プリントを
なくしたりして先生には何度も注意をうけました。
その為、先生が家庭訪問の時に内の父親に言うんです。
内の父親は毒親だったのでよく説教をされ何度も怒鳴られました。
睡眠は２，３時間の時もあり正座で何時間も怒鳴られまくり
物を忘れる、宿題ができない、成績が悪い→父親に怒鳴られる
家から追い出される。叩かれる。
その恐怖で学校で忘れ物をしないようにするにはどうすればいいのか考えました。
その結果、全ての持ち物を毎日持っていくことにしました。
ランドセルに入りきらない教科書は手作りのセカンド袋に入れて、
重たいのに持ち歩き、習字や絵の具や裁縫道具まで
授業がないのが分かっても毎日学校に持って行きました。
周囲の友人にはおかしいと言われましたが
全部持っていかないと不安で仕方がなかったのです。
これで忘れ物はなくなるから父親に怒られない。
けれど宿題の忘れ物はなくなりません。
また何度も怒鳴られ説教で寝不足です。
今度は友人に宿題と持ち物は何か確認するようになりました。
でも不安なので友人に毎日確認の電話をするようになり
行動がおかしくなっていきます。
しかし小学生の私には親に怒られたくないことが第一です。
母は父のDVを受けているし心配をかけたくないので相談もできませんでした。
内の場合の毒親は精神的虐待が大きいです。
よくお前は生まれてこなければよかったとか、
いらない子だとか酒乱なので怒鳴られたものです。
酒が入らなければ優しい父なんですけど。
そんな訳で友人に迷惑をかけていることに気がつかない頃ある事件がありました。
友人から私の毎日の確認電話で困っているとクラスの会で議題に上がったんです。
そうしてやっと私は自分がやっていることは
おかしいんだということに気が付きました。
皆におかしいと糾弾されて大泣きしましたが
それから荷物を全部もつこと、友人に電話をかけることも止まりました。
あんなに確認しないと不安で一杯だったのにあの事件で治りました。
強迫性神経症の治療法は暴露療法だと大人になって知りました。
よく潔癖症の方に汚いものを触らせて少しでも心の不安を取り除ける治療法。
私の場合はクラス会での議会で沢山の人に知られることで
自分の不安が吹き飛んで友人に迷惑をかけてしまって
謝ってそれからは普段通りに遊ぶようになりました。
本来なら精神科医の医師の元やる治療法なんですが、子供の頃
誰も私の苦しみに気が付いてくれなかったので議題に上がったんですよね。
ある意味博打に近いので素人の方はやらないでください。
暗い話ですみません。
強迫性神経症は一度治っても再発を繰り返すのでまた苦しんではいます。
この病気って子供でもなるものなんですね。
私は再発してから思い出しました。
今は薬を飲んでも日常生活に支障はきてますが
なってしまったのは仕方がありません。
私の病気の大元は父親にありますが恨んだこともありません。
死にたいと思ったことは子供の頃に卒業しました。
だって自分を幸せにできるのは自分だけですものね。
昔の子供世代は私のように怒鳴られて育ったものです。
私が弱かったのか親がおかしいのかと言うと親が確実におかしいですが←笑
パチンコ中毒で子供放置プレイとかねー
色々経験しすぎて大人になってやっと平穏になりました。
平凡がどれだけ幸せなのか実感してます。
その維持がどれだけ大変なのか自分の家族をもってようやく分かりました。
毒親育ちの方は特にわかるんじゃないかと。
あとは全てに嫉妬を感じますしね。
なんで自分が・・・
そう思うのは誰もが思うので自分の気持ちを認めてあげて下さい。
自分の子供には何度も嫉妬しましたが
私のように怒って怒鳴ってばかりすると私の二の舞になるので
気をつけてはきました。
でも、子供の忘れ物や宿題の出し忘れはあるある話ですよね。
怒るのは親の愛情！
怒鳴ってはいけないとは思います。
ただ親子の信頼関係が必須なんです。
私の子供の頃の父は恐怖の対象でした。
嫌われたら私は死ぬしかないですからね。
家を追い出すと冗談で言われても子供は信じるしかないですから。
嫌われたくない、怒られたくない。
その気持ちが強すぎて不安が和らぐ方法が強迫性神経症になったと私は思います。
子供をこの病気にさせないためには恐怖を植え付けてはいけません。（心の病）
親のエゴを押し付けてもいけません。
子供は自分の子であっても一人の個人です。
子供の頃は気が付かなくても大人になってから発症する可能性もあります。
親御さんには勘違いして欲しくないなって
毒親育ちでも生きている凡子の話でした。
長文失礼します。
