皆様こんばんわ、凡子です。
私は長年心療内科や精神科で通院を続けていましたが
精神科医ってどう選べばいいの？
そんな方々に向けて、私が経験した
精神科医の選び方をご紹介しようと思います。
私が最初に精神科に行ったところは友人が偶々そこで
通院していたからなんです。
私は神経症で症状は確認症。
仕事上、薬や注射や患者様への投与を間違えないように
確認するのが当たり前なんですけど
それが極度のストレスになって、何度も確認したり
感染のリスクがあるからと、手を過剰に洗ったりして
強迫症状が酷くなったのがきっかけで
精神科に行ったのが最初です。
とにかく症状が苦しくて苦しくて生活にも仕事にも
支障が来たので精神科の医師なら、この症状を止められる。
そんな期待感で病院に行きました。
けれど、医師は一生懸命私が話す症状を聞いても
何も指示を出してくれなかったんです。
ただ、話を聞いて薬を出すだけ。
これが私にはどうしても理解できずに違う病院に行きました。
そして色々な精神科の医師を通じて思ったこと
それは、精神科医は薬を出すことが優先なんだってこと。
（すべての医師ではないですけど）
沢山の患者様たちの話を長々と聞く時間なんてありません。
心の病気だからこそ、もっと話す時間を作ってくれるのかな？
それは私の単なる想像で、実際は普通の一般の医師と同じく
症状を聞いてその病気に合った薬を出す。
実際に私は精神科医に言われました。
薬を出すのが僕たちの仕事だって
多分自分が期待しすぎてたんだな～って
精神病に関しては、完治させる特効薬が存在しません。
個人差があるから、当然効く薬もありますが
人それぞれ、症状の変化によっても違ってきますから。
それを通じて精神科医を選ぶとしたら
目次
精神科医の人柄
やっぱりこれにつきますね。
私が出会った精神科医の先生方は皆いい方でした。
まずは話を聞いてくれる、私の話を否定しない。
共感はしてくれませんよ。ただ話を聞く受容の態度。
これが基本なので、医師が患者様の感情に転移しすぎても
駄目なことは分かっているので客観的に見る。
だけど、患者様の言っていることを否定する医師も
中にはいるみたいです。
私の友人は全否定されて更に症状を悪化したことあります。
話を聞くだけならまだしも、
普通はこういう思考なのに、あなたの思考はおかしいよ、
そんな全否定する医師がいることに私はびっくりしました。
何も言ってくれない医師は確かに不安ですけど
お前が間違っているっていう医師って、患者様の心を傷つけているから
その方に寄り添ってないので
私はこういう精神科の医師なら、速攻で違うところに
行っているでしょうね。
初めて行ってその発言はいかがなものか。
色々な医師はいるんですね～
これって正直、精神科医だけに限らず
普通の医師にも当てはまりますけどね→笑
もし、精神科医を代えたい場合は？
私はこの病気になって、完治することを目指すんじゃなく
上手にこの症状とうまく付き合うためにはどうすればいいのか？
これを基本としています。
（私は毒親育ちなので心が複雑化しております）
結局のところ私の場合は、
薬は一生飲み続けるしかない体になってしまったので
精神科の医師とは信頼関係を築きたいじゃないですか？
コンプライアンスな医師だと高圧的なので
私には合いません。
けれど、主治医を代えざるをえない場合があります。
私の場合はその主治医が転勤になったこと。
遠い県に行くことになったので代えるしかなかった。
でも沢山病院がある中、
次はどこを選べばいいのか分かりませんでした。
なので私が選んだ方法は、元主治医にどの病院がいいのか
相談に乗ってもらったことなんです。
これは凄く当たりでした。
元主治医がいい医師だったので、この医師はこういう方
この医師は色々な治療方法に詳しいとか
医師の人柄を教えてくださったので、
自分の家から少し遠かったけど、そこに行くことにしました。
結局、代えた医師も高齢だったので
新しい医師に代わってしまったんですけど
その新しい若い医師も高圧的な医師じゃなく、私の質問も
きちんと聞いてくださる方だったのでよかったです。
精神通院医療
これは、精神疾患の治療費を軽減する公的な制度です。
普通は3割負担ですが、この制度を使うと１割負担になります。
精神病の薬って、普通の薬よりも高いんです。
一時期、ジェネリックにしたことあるんですけど
私には合わなくて、ジェネリックを止めたいきさつがあります。
けれど、この制度を利用するには精神科医の診断書が必要で
どの医師でもいいわけじゃありません。
自治体の定めた指定医療機関の中から病院と薬局を選ばなくては
ならないんです。
そうなると、精神科医を選ぶときは指定医療機関の病院の中から
選ばないと、二度手間になってしまいます。
市役所に電話で聞けば、どこが対応の医療機関か教えてもらえます。
私の場合は小さなクリニックなので対応してないとばかり思ってましたが
指定医療機関で、双極性障害だと分かった時
主治医がその制度を教えてくれました＾＾
今は申請中ですが届くまでに３ヶ月もかかるそうです。
届くまでに、申請書の手続きの紙を手渡されているので
それを見せれば病院によっては対処法が違うけれど
１割負担で診察代と薬代が安くできます。
発達障害の方は
発達障害で精神障害者手帳などを活用して
制度を利用したい方は、絶対とは言いませんが
できたら経験値が高い年長の精神科医の方が
手帳の習得を否定されにくいようです。
若い精神科の医師だと、一度経験してそれでもダメだったら
診断書を書く、そういう傾向が強いようです。
（医師の判断、考え方の違いなので年齢は関係ないでしょうけど）
私の子供が実はそうなんですが、成長が遅いだけなので
環境を整え、少しでも話せるように市の機関を利用して
通っていますが、小児の専門の精神科の医師なので
予約取るのに時間はかかりましたが、いい方に巡り合えて
よかったです。
まとめ
今の世の中ストレス社会で、誰でも精神を病むリスクはつきものです。
医師によっては色々な方もいらっしゃると思います。
自分に合わないと肌で感じたら代える必要もあると思います。
私はなんでもそうですが期待しすぎると精神がしんどくなるので
割り切りも必要だなって長年病と付き合いながら感じました。
病は早期発見、早期治療をしないと慢性期化するので
心が苦しいと思ったら、早めに専門家に相談するのが一番だと
私はそう思います。
苦しんでいる方一杯いらっしゃると思います、
少しでもポジティブキングになれるよう
心が軽くなれるよう応援いたします。
